こんなにも好きな荒井さん



こんな暗い中、懐中電灯片手にどこかへ向かうめぐみちゃん。
さすがに見過ごすわけにはいかない。
僕はそっと後をつけていく事にした。
「……!?」
どんどんと茂みの中へ入っていくめぐみちゃんを追っていた僕は、いつの間にか彼女の姿を見失っている事に気付く。
しまった!見失ったのか?
慌ててあたりを見回していると、どこからか声が聞こえてくる。
「荒井さん、会いたかったよ。きゃっ!くすぐったい……なめちゃダメ!うふふ……いや……変なトコさわんないで!」
……めぐみちゃんの声だ!
相手は……荒井さん?
僕は足音を立てないよう慎重に、声のした方の茂みへと近づく。
ぼんやりとめぐみちゃんの姿が見える。何か動物を抱きかかえているようだ。
あれは……アライグマ、かな?
そうか、アライグマだから「荒井さん」ってことか!
どうやらめぐみちゃんは、あのアライグマをおばさん達に内緒で飼っているらしい。
こんな時間に外出するから心配したけど、問題なくて良かった。
僕は安心し、彼女に声をかけるべきか考える。やはりここは、知らないふりをして帰った方が……。
「はい。荒井さん、ごはんだよ」
めぐみちゃんはそういって、あろう事か着ているものを全て脱ぎ始める!
「……!?」
僕は思わず息を殺す。
彼女は、脱いだ服のポケットから何かを取り出し、自身の胸といわず腹といわず、それを塗りたくる。
荒井さんは待っていたとばかりに、しゃがみこんだめぐみちゃんの股間に顔を潜りこませてピチャピチャとその何かを舐め始める。
ガクガクと体を揺らし、恍惚とした表情を見せるめぐみちゃん。
「あはぁぅ……ぅふ、荒井さん、いっぱい舐めてねぇ……んふ、ぅく、まだまだバターはあるんだから」
彼女はバターでベタベタの胸を揉みしだき、その手を秘部へとやりクリトリスを刺激する。
指を流れ伝ったバターは、すぐそばを一心に舐めまわす荒井さんの舌にすくわれる。
そのまま荒井さんはクリトリスへ舌をのばし、めぐみちゃんは言葉にならない声を上げる。
「っかは……んんぅ、ぅうふ、ふぁ」
しきりに舌なめずりをし、片手で胸を弄りその先端をつまみ、もう片手で荒井さんが舐めているクリトリスをこねるように指で弄ぶ。
わずかな夜明かりに、全身に塗りたくられたバターがヌメヌメと妖しく光る。
その幻光のなせる業か、この事態を前に僕の理性は完全に吹き飛んでしまった。
そっと彼女へと近づき、思わぬ展開に尋常ではなく隆起したペニスをズボンから引きずり出す。
荒井さんはそんな僕には目もくれず、彼女のクリトリスを舐め続けている。
僕は無言で、彼女の目の前にペニスをつきだす。
虚ろな輝きを放っていためぐみちゃんの目がそれを捕らえる。
「あはぁ、おちんちんだぁ……ぅあむ」
嬉しそうにペニスを頬張り、丹念にフェラチオを始めるめぐみちゃん。
熱い舌の感触が先端を這い回り、頭を前後させるたびにグチュッグチュッといやらしい音がする。
だんだんと登りつめていくのが手に取るように自覚できる。
不意にめぐみちゃんが、ビクビクと激しく波打ち始めたペニスを手につかんで口から引き抜き、粘性を増した唾液がペニスまで白い糸をひくのも気にせず言う。
「ねえ、お顔にかけて。月村さんの精液、ビュッビュッっていっぱいかけて」
潤んだ瞳で懇願するように言われ、抗う事の出来ない感覚が僕の脳を埋め尽くす。
「ぅぐぁあっ」
ビュグッビュブッ、ビュ、ビュプ
痛いくらいの凄まじい射精感と共に多量の精液が噴き出し、めぐみちゃんの紅潮した顔を真っ白に彩る。
「ぅうあぁは、熱いよぉ、いっぱい精液、あはぁ、っく」
ビクン、と体を震わせ、地面に尻餅をついて身を仰け反らせるめぐみちゃん。
くふ、と鼻から抜けるような息をしてグッタリとする彼女に、あれだけ精液をはき出してなお萎えていないペニスが更に反り返る。
気付けば、いつのまにか荒井さんは姿を消している。
「めぐみちゃん……」
僕は彼女を強引に抱き上げ、両の足を広げて抱き寄せ、一気に彼女の秘部を刺し貫く!
「っくふぁ!」
息が漏れ、彼女の体が緊張で強張る。
それでも僕は自分をとどめる事が出来ず、荒々しく彼女を蹂躙する。
「っぅ、く、あぐ、くあ、あはぅ、うぅん」
次第にめぐみちゃんの口から甘い啼き声がもれ始め、滴る愛液でペニスが付け根までべチョべチョになる。
実質両足をかけた僕の腕と、繋がった秘部だけで彼女の体重を支えている状態で、僕は彼女の奥深くまでペニスを突き上げる。
「あっは、ぁくふぅ」
深い息を吐き、僕の首にかじりつくめぐみちゃん。
そのままで、僕は痙攣したように腰を動かす。
「いぃ、ぃひいよ、あふ、あっ、ああっ、あくっ、く、いい、イッちゃうよっ!」
彼女の中が一際強く締まりだし、僕もつられて快楽の波に飲み込まれる。
「イクよっ!」
グ、ブピュ、ビュ、ビュルビュル
彼女の中にありったけの欲望を吐き出し、全身の力が抜ける。
「あ、あぁ……」
言葉もなく身を震わせ、めぐみちゃんは意識を失う。
僕は互いの秘部が繋がったまま、いつまでも彼女を抱き続けた……



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